授業技術



プロの世界でも授業の技術は20~25ランクぐらいあります。


 そば通の方が、そばの味には厳密にランク分けしていくと40ぐらいのランク分けが出来るといいます。それはどのグレードの醤油を使うのか、どのグレードのかつおを使うのか、だしを取るのか、どの塩を使うのか、どのそば粉を使うのか、どのランクの技術でそばを打つのか、すべてかけあわせると40ぐらいのランク別に味を分けられるといいます。一般の方は、おいしい・普通・まずいの3段階か、ややおいしい・ややまずいが入った5段階だと思います。


卒業生卒業生


 次に塾の世界に目を向けてみます。一般的に子供達は塾は一つしか通わないので「学校より上手な説明だよ。」とか「学校よりいい授業だよ。」で片付いてしまいます。子供の語彙力ではなかなかそれ以上の技術を説明できません。プロの教師の世界では、実際に学校より良い授業のランク分けをすると20~25ぐらいにランク分けできるのです。
 生徒が解けなかった時にすぐに類題を何も見ずに展開していく能力、授業を暗記させないようにいろいろな角度からアプローチする授業構築力、生徒が疲労してきた時に理科、社会の内容からさっと笑いをまぜられる力、相手が落ち着いて授業が受けられるようにリズム感があるか、しからなくても教室内を常に一定の静かさに保てる授業統制力。そして全座席、聞きやすいように腹式呼吸での発声、授業のフォームがきれいに見えるように軸足を決めて歩足を取れるかなど書き出したら終わりがないほど細かい技術がたくさんあります。
 いくつかの項目においては業界トップ教師達しか到達していない部分なのです。こういった点は、そば通が語るそばの味と同じで全体の5パーセントから10パーセントのよほど優れた感性のお子さんでないと保護者にまで伝わりません。学院では、この20~25ランクある本当のプロ教育の世界の最高水準を多くのお子さん方に体感していただきたいと思っています。
 大手予備校から独立開校し、プロ教師として屈指の逸材と謳われてきた学院プロ教育を是非多くの方々に知っていただきたいと思います。最上級の授業を大切なお子さんへ受けさせてあげたいという保護者の期待に応え続けてまいります。